ドローンのペイロードとは?覚えておきたい重量の計算方法

ドローンには「ペイロード」という用語があります。この言葉はドローンだけでなくIT用語や医療用語などにも使われており、それぞれで意味も異なってきますので注意が必要です。

このページでは、ドローンにおけるペイロードとは何かから、航空法との関係性などを詳しく解説しています。

ドローンのペイロードとは

ドローンのペイロードとは、荷物の輸送や新たに部品を取り付ける際の「最大積載量」のこと。つまり、ドローンに搭載できる総重量をペイロードと言います。

ペイロードにはルールが設けてあり、使用するドローンによって重量制限が異なります。

例えば、動力が大きいドローンであれば搭載できる荷物の重量は増えますが、動力が小さいドローンでは搭載できる荷物の重量は少なくなるといった感じです。

このように、ペイロードはドローンの動力が大きければ総重量は増える仕組みとなっています。しかし、ドローンの飛行距離は「総重量」によって変わるため注意が必要です。

機体が軽ければその分の飛行距離は長くなりますが、機体が重ければ「消費する電力が上がる」ため飛行距離が短くなります。ドローンに荷物を搭載したり部品を取り付けたりする際は、ペイロードと飛行距離のバランスを考えることが必要です。

ペイロードと航空法の関係

あらかじめ決まっているペイロードの範囲内であれば、ドローンで荷物を輸送することができます。しかし、ドローンは「無人航空機」と呼ばれ、国土交通省によって飛行ルールが決められています。

ルールは全部で10項目あり、そのなかで輸送について禁止されている項目は2つあります。

  • 爆発物など危険物を輸送しないこと
  • 無人航空機から物を投下しないこと

出典:国土交通省

危険物の輸送はもちろんですが、それ以外の荷物でもドローンから落下させてはいけないというルールです。仮にルール違反してしまった場合、法律を守らなかったことになり罰せられる可能性があります。

総重量の計算には気をつけよう

ドローンのペイロードは荷物の重量だけに左右されるわけではなく、カメラやジンバルといったドローンに取り付ける「部品」もペイロードに含まれます。

  • カメラ搭載・非搭載のドローン
  • カメラ搭載のドローンに別のカメラを付け替える

よくあるパターンとして上記2つを解説します。

カメラ搭載 / 非搭載のドローン

カメラ搭載のドローンは、付属カメラの重量もドローン本体に含まれているためペイロードの加算はありません。

また、カメラ非搭載のドローンでペイロードが設定されていないケースでは、カメラを取り付けることは難しいとされています。

搭載・非搭載どちらも部品を取り付ける場合は、ドローン本体のペイロードを確認し、決められた範囲内の重量にしなければならないことを覚えておきましょう。

カメラ搭載のドローンに別のカメラを付け替える場合

元々搭載してあるカメラを外し、新たにカメラを取り付けるときに気をつけなければならないのが「重量差」です。

新たに付け替えるカメラが元のカメラよりも重い場合、その重量差もペイロードに加算されてしまいます。搭載されていたカメラの重量と新しく取り付けるカメラの重量、そしてドローン本体のペイロードを考慮して取り付ける必要があります。

ペイロードはカスタマイズで増やすことも可能

ドローンのペイロードはカスタマイズすることで増やすことが可能です。

ドローンを飛行させるために重要なモーターやプロペラ、これらをより強力なものに付け替えることでカスタマイズ前よりも積載量を増やすことができます。

ペイロードが増えれば最大積載量も増えることになるため、新たにドローンを購入する必要がありません。ドローンの知識やカスタマイズの技術に自信がある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ドローンのペイロードについてご紹介してきました。

荷物の輸送や新たに部品を取り付けるなど、ペイロードが大きいほどドローンの可能性は広がります。

これからドローンの購入を考えている方は、用途に合わせたペイロードを選択するのがおすすめです。