ドローンの名前の由来とは?ラジコンとの違いも同時解説

近年、さまざまなシーンで利用されるようになったドローン。趣味で空撮をする人やビジネスにおいてもドローンを取り入れて事業拡大することに成功している企業も増えましたね。

そんなドローンですが、そもそもなぜドローンという名前で呼ばれているかご存知でしょうか。実は、ドローンと呼ばれるようになった名前の由来は2つあると言われています。

【由来1】ハチの羽音説

一つ目は「雄バチの羽音」といわれています。

ドローンには複数枚のプロペラが付いており、それが高速回転して飛行する構造になっています。

そのプロペラが高速回転した際に発する「音」と蜂が飛ぶ際に発する「羽音」が似ていることからドローンという名称につながったとされています。

さらに、英和辞典でドローン(drone)を調べてみると「雄バチ」「雄ミツバチ」と記載されています。また、「鈍い単調な音を出し続ける」「ブンブン、ブーン」とも記載されていることからドローンは雄バチの羽音が由来とされています。

【由来2】クイーン・ビーから

二つ目は「射撃訓練用標的飛行機のクイーン・ビー」からとされています。

第二次世界大戦時にイギリスで使用されていた飛行機ですが、クイーン・ビー(Queen Bee)を和訳すると「女王バチ」になります。

射撃訓練用標的飛行機を女王バチと呼ぶのに対し、雄バチの意味を持つ名称「ドローン」になった説もあります。

ちょっとしたドローン雑学として覚えておくと良いかもしれませんね。

ドローンの正式名称は?

国内では一般的にドローンと呼ばれているため、そのままで通じることがほとんどでしょう。

しかし、ドローンの正式名称は国や機関によって違います。

  • 国際表記:UAV(Unmanned Aerial Vehicle)
  • 国際民間航空機関ICAO(International Civil Aviation Organization):
    RPAS(remote piloted aircraft systems)
  • アメリカ連邦航空局:UAS(Unmanned Aircraft Systems)

これらを通称してドローンと呼ばれています。

ドローン以外の呼び方は?

通称としてドローンと呼ばれていますが、それ以外の呼び方として「マルチコプター」と「UAV」の2つがあります。

マルチコプター

マルチコプターとはヘリコプターの一種です。3つ(マルチ)以上のローターで飛行する航空機を指しています。そのなかの無人で飛行する航空機がドローンというわけです。

しかし、ドローンのみをマルチコプターと呼ぶわけではありません。マルチコプターはヘリコプターの一種とご紹介したとおり、ドローンはマルチコプターのなかの1つということです。

余談として、クアッドコプター(4枚翼)やヘキサコプター(6枚翼)、オクトコプター(8枚翼)と呼ばれるドローンも存在します。

UAV

UAVとは無人航空機のこと。ドローンも無人航空機と定義されているため、UAVとドローンは同じ意味と捉えて問題ないでしょう。

ラジコンとは何が違うのか?

無人航空機をドローンと定義するのであれば、ラジコンもドローンの1種として定義できるでしょう。

しかし、ラジコンとドローンでは決定的な違いがあります。それは「自立性の有無」です。

ドローンでは「GPS」や「電子コンパス」、「加速度センサー」などが搭載されているため、操縦者の技術以外でもドローン本体の自立性によって飛行することができます。

それに比べ、ラジコンは電波のみを使用して操縦者がコントロールする仕組みとなっています。ドローンのように自立性を確保できる機能が搭載されているわけではありません。

そのため、ラジコンを安定して飛行させるためには操縦者の技術次第ということになります。